証券コード

 公開株式や公募債券、その他上場証券を識別するために付与しているコード番号のことをいいます。株式では「銘柄コード」とも呼んでいます。銘柄コードは4桁の数字で、原則として業種別に番号の範囲が決まっています。たとえば、建設業には1700番台から1900番台が割り当てられています。しかし、近年、上場企業の増加により番号が不足してきたこともあり、新規上場株には業種に関係なく2000~4000番台が与えられることが多くなっています。また、これとは別に証券業務の国際化に伴い世界共通の証券コードとしてISINコードが1993年に導入されました。ISINコードは全部で12桁、最初の2桁は国別のアルファベット(日本はJP)、次の9桁は新証券コード、最後の1桁はチェックコードで構成されています。

ゴールデン・チャート社提供