10月に「4中総会」開催=新たな5カ年計画策定へ―中国共産党 2025年07月30日 18時47分

 【北京時事】中国共産党は30日、重要会議の「第20期中央委員会第4回総会(4中総会)」を10月に北京で開く方針を決めた。国営新華社通信が中央政治局会議の決定として伝えた。2026~30年を期間とする新たな5カ年計画の策定が主な議題になる見通し。
 新華社によると、共産党は30日、習近平総書記(国家主席)主宰の中央政治局会議を開催。4中総会で討議する第15次5カ年計画の内容について話し合った。
 中国は建国100年に当たる2049年ごろに世界トップクラスの超大国に躍り出る長期目標を設定。35年に科学技術の大幅な底上げなどを柱とする「社会主義現代化」を実現させる方針を打ち出している。党は30年までの5年間について、これに向けた「基盤を固める時期だ」と強調。米国との貿易摩擦が続く中、「激しい国際競争の中で主導権を握る」と、米国に一歩も引かない姿勢も示した。 

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