ロ朝便就航、平壌で歓迎=閣僚搭乗、観光客数は不明 2025年07月28日 18時57分

28日、北朝鮮・平壌の空港に到着し、歓迎を受けるロシアのコズロフ天然資源環境相(中央)(AFP時事)
28日、北朝鮮・平壌の空港に到着し、歓迎を受けるロシアのコズロフ天然資源環境相(中央)(AFP時事)

 ロシアと北朝鮮の首都を結ぶロシアのノードウィンド航空の直行便が27日就航し、平壌に現地時間28日朝(日本時間同)に着陸した。タス通信などによると、モスクワ郊外の空港を出発して約8時間で到着。平壌の空港で歓迎行事が開かれ、ロ朝の国旗が振られた。
 第1便にはロ朝の貿易経済・科学技術協力に関する政府間委員会のロシア側代表を務めるコズロフ天然資源環境相が乗り込んだ。運航されたボーイング777型機は約400人を運べるが、ロシア人観光客がどれだけ搭乗していたかは不明。
 コズロフ氏は歓迎式典で、プーチン大統領と金正恩朝鮮労働党総書記が昨年6月に署名した包括的戦略パートナーシップ条約に言及。「(就航により)友好国同士であるわれわれは兄弟愛への決意を実際の行動で示した」と強調した。 

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