「数週間内に休戦可能」=ロシアとウクライナ―仏大統領 2025年02月25日 18時27分

【パリ時事】フランスのマクロン大統領は24日、ロシアの侵攻が続くウクライナでの和平実現に向けた交渉の前提として、「今後数週間以内に休戦が成立する可能性がある」という見方を示した。米ワシントンでトランプ大統領と会談後、FOXニュースのインタビューで語った。
マクロン氏は、ウクライナの安全を保証する方策や侵攻からの復興、ロシアによる占領地の扱いを巡る交渉は、一時的な戦闘停止期間中に行われると指摘。ロシアが休戦を順守しなければ、和平に「真剣でない最大の証拠になる」と主張した。
トランプ氏に関しては、ロシアに侵攻を終わらせ、交渉のテーブルに着かせる「抑止力」があると語り、プーチン大統領との対話に踏み切ったことを「非常に前向き」と評価。ただ、ウクライナや欧州には「実のある」結果が不可欠だと強調し、事を慎重に進めるようクギを刺したと明らかにした。