トランプ氏に「弱腰にならないで」=マクロン仏大統領、対ロシアで進言へ 2025年02月21日 08時00分
【パリ時事】フランスのマクロン大統領は20日、来週訪米してトランプ大統領と会談する際、「プーチン・ロシア大統領の前で弱腰になってはいけない」と進言するつもりだと述べた。トランプ氏はウクライナのゼレンスキー大統領を「独裁者」と厳しく批判する一方、同国に侵攻するロシアに対しては融和的な姿勢が目立っている。
マクロン氏がSNSで仏国民らの質問に答えるイベントで語った。トランプ氏には「弱腰はいけない。それはあなたではないし、あなたのトレードマークとも違う。あなたの利益にならない」と伝えると明言。仮にプーチン氏に対して弱腰なら、中国の習近平国家主席に毅然(きぜん)とした態度で立ち向かえるかも怪しいと主張した。