ロシア代表団、サウジ到着=ウクライナ不参加で対米協議へ 2025年02月18日 06時03分

ロシア外務省は17日、米ロ高官協議に臨むラブロフ外相らロシア代表団がサウジアラビアの首都リヤドに到着したと発表した。協議は18日に実施。ウクライナとの停戦交渉や、トランプ米大統領が示唆するプーチン大統領とのサウジでの対面会談について調整する。
最大の対ウクライナ支援を行った米国がロシアと直接交渉に乗り出したことで、開始から3年となるウクライナ侵攻は重要な局面を迎えた。
ただ、侵略を受ける当のウクライナは不参加で、同国のゼレンスキー大統領は「ウクライナ抜きでのいかなる合意も認めない」と反発。蚊帳の外に置かれた欧州主要国の間に危機感も広がる。