ロシアに占領地放棄要求も=米特使、ウクライナ停戦交渉で 2025年02月16日 06時23分

【ミュンヘン時事】トランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ・ロシア担当)は15日、ミュンヘン安全保障会議の討論会で、ロシアの侵攻が続くウクライナでの停戦を巡る交渉に関し、ロシアに占領地の一部放棄を求める姿勢を示した。また、ロシアと中国、イラン、北朝鮮との「同盟関係」を断ち切りたい考えも明らかにした。
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は12日の電話会談で交渉の開始で合意。ケロッグ氏は「好むと好まざるとにかかわらず、敵対する者同士が話し合わなければならない」と指摘し、米国がロシアとウクライナを仲介すると説明した。