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　【ニューヨーク時事】米ブルームバーグ通信は１４日、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が、米半導体大手インテルの国内工場の運営権取得を検討していると報じた。製造業の国内生産強化を目指すトランプ米政権の要請に基づいたものという。
　報道によると、トランプ政権がＴＳＭＣ関係者と面会した際、インテル工場の運営を打診した。ＴＳＭＣは前向きに受け止める一方、インテルが応じるかどうかは不透明とされる。米政府による支援に加え、複数の米企業が出資する案が浮上しているが、具体的な枠組みは固まっていない。
　トランプ氏は１３日、「台湾がわれわれの半導体ビジネスを奪った」と述べ、台湾を改めて名指しで批判。これに対して台湾の頼清徳総統は１４日、「米政府との意思疎通を緊密に保つ。投資や米国からの輸入を増やす」との見解を示した。