イスラエルにレバノン撤退要求=撤収期限延長許さず―ヒズボラ指導者 2025年01月28日 15時09分

ヒズボラの最高指導者カセム師=2024年6月、レバノン・ベイルート近郊(EPA時事)
ヒズボラの最高指導者カセム師=2024年6月、レバノン・ベイルート近郊(EPA時事)

 【カイロ時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者カセム師は27日、ビデオ声明で「(イスラエルの部隊撤収期限の)延長を決して認めない」と述べ、イスラエルにレバノン南部からの即時撤退を要求した。ロイター通信が報じた。
 さらに、カセム師は「撤退の遅れによって何が起ころうとも、国連や(仲介役の)米国、フランス、イスラエルの責任だ」と強調。イスラエルが「占領」を続ければ、何らかの報復措置を取ると示唆した。 

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