シリア情勢、政治解決訴え=中東諸国とロシアが外相会合 2024年12月08日 07時03分
【イスタンブール時事】内戦が再燃したシリア情勢を巡り、中東アラブ諸国とイラン、トルコ、ロシアを交えた外相会合が7日、カタールの首都ドーハで開かれた。共同声明では「シリア危機の全当事者が政治的解決を模索する必要性」を強調。軍事行動の停止や民間人保護を呼び掛け、平和的な収拾に向けて緊密に連携することを確認した。
会合には、国連とは別の枠組みでシリア和平協議を主導してきたロシアなど3カ国のほか、アラブ諸国からはカタール、サウジアラビア、エジプト、ヨルダン、イラクが参加。シリア和平担当のペデルセン国連特使も出席した。