独VW、全土でスト=労組「前例のない厳しさ」警告 2024年12月02日 18時18分
【ベルリン時事】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の労働組合は2日、ドイツ全土でストライキを実施した。同社初の国内工場閉鎖や給与カットを含む経費削減計画の撤回を要求。交渉担当者は「必要なら、これまでに見たことのない厳しい争議になる」と警告している。
労組によれば、中部ウォルフスブルクの本社工場を含む計9工場で時限ストを実施し、集会やデモを行う。労使協議は3回開かれたが、進展していない。VWの報道担当者は「できるだけ顧客や取引先に影響が出ないよう努める」と説明した。