イラン司令官葬儀、報復求める声=パレスチナに連帯 2024年04月05日 20時28分

5日、イランの首都テヘランで、シリアで殺害された精鋭組織「革命防衛隊」の隊員らのひつぎを乗せたトラックの周りに集まる人々(EPA時事)
5日、イランの首都テヘランで、シリアで殺害された精鋭組織「革命防衛隊」の隊員らのひつぎを乗せたトラックの周りに集まる人々(EPA時事)

 【イスタンブール時事】イランのメディアによると、首都テヘランなど各地で5日、イスラエルによるとされる今月1日の在シリア・イラン大使館に対する攻撃で死亡した精鋭組織「革命防衛隊」の司令官ら7人の葬儀が行われた。街頭に繰り出した参加者からは、断固とした報復攻撃を求める声が上がった。
 5日は1979年のイラン・イスラム革命を率いた初代最高指導者ホメイニ師(89年死去)がイスラム教のラマダン(断食月)最後の金曜日に合わせて制定した「コッズ・デー」(エルサレムの日)で、例年パレスチナへの連帯を示す。革命防衛隊のサラミ司令官は演説で「敵の行動には必ず対応する」と述べ、改めてイスラエルへの報復を宣言した。 

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