NY石油、5カ月ぶり高値=OPECプラス減産維持で 2024年04月04日 06時25分

 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、需給が引き締まるとの懸念を背景に続伸した。米国産標準油種WTIは前日比0.28ドル(0.33%)高の1バレル=85.43ドルと、前日に続き昨年10月下旬以来約5カ月ぶりの高値を更新した。
 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は3日の合同閣僚監視委員会で、現行の協調減産の維持を確認した。これを受けて需給引き締まり観測が広がり、原油は買いが優勢となった。 

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