キプロス、ガザ支援の海上輸送継続へ=NGO職員へ空爆後 2024年04月02日 20時43分

キプロスのフリストドゥリディス大統領=3月21日、ベルギー・ブリュッセル(EPA時事)
キプロスのフリストドゥリディス大統領=3月21日、ベルギー・ブリュッセル(EPA時事)

 【イスタンブール時事】地中海の島国キプロスのフリストドゥリディス大統領は2日、パレスチナ自治区ガザで食料支援を行っていた国際NGO職員がイスラエル軍によるとみられる空爆で死亡したことについて、「必要性が劇的に高まる中で、もっと支援を届ける努力を強めなければならない」と述べ、今後もキプロスからガザへの食料支援船の出港が続くとの見通しを示した。
 米拠点の国際NGO「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」は1日、ガザ中部デイルバラで空爆によって米・カナダ二重国籍者ら7人が死亡し、活動を中断することを明らかにしている。キプロス外務省はX(旧ツイッター)で「人道支援関係者は常に保護されなければならず、迅速な調査を呼び掛ける」と強調した。 

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