仏、ガザ新決議案を配布=自治政府の統治強調―国連安保理 2024年04月02日 08時39分

フランスのドリビエール国連大使=2023年3月(AFP時事)
フランスのドリビエール国連大使=2023年3月(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】フランスのドリビエール国連大使は1日、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦を要求し、パレスチナ自治政府によるガザ統治の重要性を強調する新たな安保理決議案の採択を目指すと明らかにした。非公開会合での決議案配布に先立ち、記者団に語った。
 安保理は先月25日、イスラム教のラマダン(断食月)期間中の停戦を求める決議を賛成多数で採択したが、実現に至っていない。ドリビエール氏は「これ以上待つことはできない」と述べ、復興プロセスも視野に入れた決議案の採択へ交渉を主導していくと強調した。 

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