ラファ侵攻巡り協議=ハマス打倒の目標共有―米、イスラエル 2024年04月02日 08時12分

 【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザで続くイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、イスラエルと米国の高官は1日、ビデオ会合を開いた。米政府が発表した。声明によると、双方はイスラエル軍が地上侵攻の準備を進めるガザ最南部ラファについて協議。「ラファでハマスを打ち負かすという目標を共有すること」を確認した。
 イスラエル側はデルメル戦略問題相とハネグビ国家安全保障顧問らが、米国側はブリンケン国務長官とサリバン大統領補佐官(国家安保担当)らが出席。2時間にわたり話し合った。
 ラファには避難民ら約150万人が身を寄せている。米側はかねて地上侵攻による人道危機の悪化を指摘しており、会合でもイスラエルのラファでの行動方針について懸念を表明した。来週にも改めて協議するという。 

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