平和と安定へ連携確認=米国の台湾窓口トップ、正副総統と会談 2024年04月01日 19時18分

1日、台北市の総統府で会談した台湾の蔡英文総統(右)と米国在台協会(AIT)のローゼンバーガー理事長(総統府提供・時事)
1日、台北市の総統府で会談した台湾の蔡英文総統(右)と米国在台協会(AIT)のローゼンバーガー理事長(総統府提供・時事)

 【台北時事】台湾の蔡英文総統は1日、総統府で米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)トップのローゼンバーガー理事長と会談した。両者は会談で、民主主義陣営が連携して地域の平和と安定を守る重要性を確認。米台協力を深化させることで一致した。
 総統府によると、蔡氏は会談で、台湾との安全保障協力強化に向けた米国の努力に謝意を表明。貿易やサプライチェーン(供給網)の安全、情報セキュリティーなどの分野で引き続き協力を深めることに期待を示した。
 これに対し、ローゼンバーガー氏は台湾海峡の平和と安定は米台共通の利益だと強調。米国の台湾への支持は党派を超えて盤石であり、台湾の現状維持を期待していると述べた。 

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