新内閣を承認=ガザ支援最優先―パレスチナ自治政府 2024年03月29日 09時05分

パレスチナ自治政府のアッバス議長(左)とムハンマド・ムスタファ新首相=14日、自治区ラマラ(自治政府提供)(AFP時事)
パレスチナ自治政府のアッバス議長(左)とムハンマド・ムスタファ新首相=14日、自治区ラマラ(自治政府提供)(AFP時事)

 【カイロ時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長は28日、新首相となるムハンマド・ムスタファ氏が提出した閣僚案を承認した。パレスチナ通信が伝えた。新内閣は31日に発足する。
 閣僚は23人から成り、ムスタファ氏が外相を兼任。ロイター通信によると、イスラエルとイスラム組織ハマスが戦闘を続けるパレスチナ自治区ガザから8人が選ばれた。ムスタファ氏は声明で、最優先事項として人道問題を挙げ、ガザ支援や復興に取り組むと説明した。 

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