米ウーバー、270億円補償=ライドシェア巡り和解―豪 2024年03月18日 11時05分

 【シドニー時事】オーストラリアのタクシー運転手らが、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのライドシェアにより収入を奪われたとしてビクトリア州裁判所に起こした集団訴訟で、ウーバーが2億7180万豪ドル(約270億円)の補償金を支払うことで合意した。原告側弁護団が18日、明らかにした。
 原告はタクシー、ハイヤーの運転手ら約8000人。旅客輸送免許を持たない一般ドライバーによるウーバーのライドシェアの展開で収入が激減し、免許の価値が失われたとして損害賠償を求めて2019年に提訴。州最高裁で係争中だった。 

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