「独裁者」「選挙のまね事」=プーチン氏当選の正当性否定―ゼレンスキー氏 2024年03月18日 05時33分

ウクライナのゼレンスキー大統領=2月28日、ティラナ(AFP時事)
ウクライナのゼレンスキー大統領=2月28日、ティラナ(AFP時事)

 【キーウ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ロシア大統領選で当選が確実となったプーチン大統領を「独裁者」と批判し、「永続的な支配のため、あらゆる手を使っている」と糾弾した。国民向けのビデオ演説で語った。
 ゼレンスキー氏は「この選挙のまね事に正当性はなく、あってはならない」と強調。プーチン氏が「権力の中毒」になっており、「自身の権力を長引かせるために、いかなる悪魔とも誓約を結ぶだろう」と述べた。
 その上で、プーチン氏が唯一恐れているのは「正義」だと指摘。「(プーチン氏に逮捕状を出した国際刑事裁判所がある)ハーグの被告人席に座らせなければならない。それがわれわれの成すべきことだ」と訴えた。 

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