アフガン支援団、任期1年延長=日本が決議案起草―国連安保理 2024年03月16日 09時31分

 【ニューヨーク時事】国連安保理は15日、イスラム主義組織タリバン暫定政権下で混乱が続くアフガニスタンで活動する国連アフガン支援団(UNAMA)について、任期を来年3月まで延長する決議を全会一致で採択した。決議案は日本が起草した。
 山崎和之国連大使は採択後の演説で、タリバンが女性抑圧策を強化するなど人道・人権両面でアフガン国民が苦境に立たされる中、「UNAMAの役割はこれまで以上に重要だ」と強調。決議は「国連がアフガンの人々のために不断の努力を続けるとのメッセージだ」と述べ、採択を歓迎した。 

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