少年乱射事件で父親に有罪=過失致死罪、母親に続き―米 2024年03月15日 14時18分

14日、米中西部ミシガン州ポンティアックの裁判所で陪審員を見詰める、乱射事件を起こした少年の父親(AFP時事)
14日、米中西部ミシガン州ポンティアックの裁判所で陪審員を見詰める、乱射事件を起こした少年の父親(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米中西部ミシガン州の高校で2021年、当時15歳の少年が銃を乱射し11人を死傷させた事件で、地元裁判所の陪審は14日、過失致死罪に問われていた少年の父親(47)に有罪評決を下した。母親も先月、同じ罪で有罪となっている。米メディアによると、子どもが引き起こした学校での銃乱射事件で、両親が過失致死罪で起訴されたのはこの事件が初めて。
 閉廷後の記者会見で検察は「(犠牲となった)子どもたちは戻ってこないが、銃による暴力を防ぐ新たな一歩になることを願う」と評決を歓迎した。 

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