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　【ニューヨーク時事】米ブルームバーグ通信は１４日、米鉄鋼大手クリーブランド・クリフスがＵＳスチールに対し、買収の再提案を検討していると報じた。ＵＳスチールを巡っては、バイデン大統領とトランプ前大統領が日本製鉄による買収に反対しており、クリフスは日鉄に逆風が吹いていることをチャンスと捉えた格好だ。
　クリフスのゴンカルベス最高経営責任者（ＣＥＯ）がブルームバーグとの電話インタビューで明らかにした。日鉄とＵＳスチールの合意が破談となった場合、労働組合側の支持を取り付けて実行に移す方針を表明。日鉄が示した約２兆円を下回る買収額を提案する可能性があると述べた。