パレスチナ新首相にムスタファ氏=自治政府改革は未知数 2024年03月15日 06時33分

14日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラで、記念撮影するパレスチナ自治政府のアッバス議長(左)と新首相に指名されたムハンマド・ムスタファ氏=パレスチナ自治政府提供(AFP時事)
14日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラで、記念撮影するパレスチナ自治政府のアッバス議長(左)と新首相に指名されたムハンマド・ムスタファ氏=パレスチナ自治政府提供(AFP時事)

 【イスタンブール時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長は14日、2月下旬に辞意表明したシュタイエ首相の後任にムハンマド・ムスタファ氏を指名した。パレスチナ通信が伝えた。今後の新内閣発足まではシュタイエ氏が暫定的に首相を続ける。
 ムスタファ氏は世界銀行での勤務経験があるエコノミストで、自治政府の副首相などを歴任。現在はパレスチナ投資基金総裁を務める。アッバス氏の信頼も厚いが、国際社会が求める汚職根絶などの改革を主導できるかは未知数だ。 

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