ロシア大統領選、極東から投票開始=プーチン氏圧勝へ企業・大学動員 2024年03月15日 06時26分

ロシア北西部カレリア共和国で大統領選の投票所を設営する選管スタッフ=10日(AFP時事)
ロシア北西部カレリア共和国で大統領選の投票所を設営する選管スタッフ=10日(AFP時事)

 任期満了に伴うロシア大統領選(任期6年)の投票が15日、カムチャツカ地方など極東から順次始まった。投票は3日間。通算5選を目指すプーチン大統領の圧勝が確実視される「無風選挙」で、一部国民にしらけムードも漂っている。政権は国営企業や大学などの組織票を頼りに、電子投票も併用し、投票率と得票率を高めて「正統性」を内外に示す狙いだ。
 投票は最終日の17日夜(日本時間18日未明)に最西端カリーニングラード州で締め切られ、即日開票で大勢が判明する。 

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14日、占領下のウクライナ東部ドネツクで設置された簡易投票所(AFP時事)
14日、占領下のウクライナ東部ドネツクで設置された簡易投票所(AFP時事)

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