ロシア石油大手幹部、また急死=ウクライナ侵攻に懸念、4人目 2024年03月14日 06時27分

ロシア石油大手ルクオイルの貯蔵タンク=2022年5月、ブリュッセル(AFP時事)
ロシア石油大手ルクオイルの貯蔵タンク=2022年5月、ブリュッセル(AFP時事)

 ロシア石油大手ルクオイルは13日、ビタリー・ロベルトゥス副社長(53)が急逝したと発表した。死因は公表されていない。同社取締役会はウクライナ侵攻開始翌月の2022年3月、声明で侵攻への懸念を表明。以来、現職を含む幹部経験者の急死は今回で4人目となる。
 現地メディアによると、22年5月に元幹部が「カエルの毒を用いたシャーマン(呪術師)の民間療法」の末に不審死を遂げた。同9月には当時の会長が病院の窓から転落死。昨年10月に現職の会長が「急性心不全」(同社)で死亡した。 

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