ウクライナ支援停止なら「歴史的過ち」=米CIA長官が警告 2024年03月12日 08時49分

11日、ワシントンで、上院情報委員会の公聴会に出席した米中央情報局(CIA)のバーンズ長官(AFP時事)
11日、ワシントンで、上院情報委員会の公聴会に出席した米中央情報局(CIA)のバーンズ長官(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は11日、上院情報委員会の公聴会に出席し、ロシアの侵攻が続くウクライナへの支援を継続しなかった場合、「米国にとって歴史的に大きな過ちとなる」と警告した。その上で、バイデン政権が求める対ウクライナ軍事支援を可能とする緊急予算の承認を議会に求めた。
 バーンズ氏は米国の武器・弾薬支援が続かなければ、ウクライナが「2024年中に広範な領土を失う恐れがある」と述べ、「より厳しい未来が待っている」と予測。支援が継続されれば年末から来年初めにかけ、主導権を奪うことができると主張した。 

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