ゴジラ、米公開後急浮上=「君たちは」接戦制す―米メディア 2024年03月11日 16時54分

「ゴジラ―1.0(マイナスワン)」の山崎貴監督=2020年10月、東京都千代田区
「ゴジラ―1.0(マイナスワン)」の山崎貴監督=2020年10月、東京都千代田区

 【ロサンゼルス時事】米メディアは10日(日本時間11日)、第96回米アカデミー賞授賞式で視覚効果賞に輝いた「ゴジラ―1.0(マイナスワン)」が昨年12月の米国公開で急浮上したと解説した。長編アニメ映画賞の「君たちはどう生きるか」については、接戦を制したと報じた。
 米芸能メディアのバラエティーによると、ゴジラは当初、賞候補に挙がっていなかったが、昨年12月の米公開後の人気ぶりを勘案し、アカデミー賞の担当部門が選考に追加。プレゼンテーションで低予算をアピールしてノミネート5作品に残り、映画関係者が集まるイベントでのPRなどを通じて「勢いを増した」という。
 一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「君たちは―」について「現実を超越した哀歌的な叙事詩」と表現。対極的なハリウッド作品の「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に勝ったと記した。 

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