スーダンに停戦要求決議=日米など14カ国賛成、ロシア棄権―国連安保理 2024年03月09日 08時11分

 【ニューヨーク時事】国連安保理は8日、内戦状態が続くスーダンに関し、イスラム教のラマダン(断食月)に合わせた「敵対行為の即時停止」を当事者に求める英国作成の決議を日米など14カ国の賛成多数で採択した。ロシアは「偽善だ」として棄権した。アフリカ北東部に位置するスーダンは、イスラム教徒が多数を占める。
 スーダンでは昨年4月、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が衝突。国連によると、これまでに1万4000人以上が殺害され、人口の半数に当たる約2500万人が人道支援を必要としている。 

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