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　【ワシントン時事】トランプ前米大統領は各州予備選・党員集会の開票が進んだ５日夜、南部フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で演説し、「批評家によればこれほど決定的なことはかつてない」と大勝を誇った。
　トランプ氏は共和党唯一の対抗馬であるヘイリー元国連大使に触れず、民主党のバイデン大統領への批判に集中。１１月の本選を念頭に「この選挙で負ければ国がなくなる」と必勝を誓った。
　一方、バイデン氏も同日、声明で「今夜の結果は選択を突き付けた。前進を続けるか、ドナルド・トランプに混乱と分断と暗黒の時代に引きずり戻すことを許すかだ」と強調。民主、共和、無党派の各層に「どの世代も民主主義を守る戦いに直面する。これは私たちの戦いだ」と訴え、「対トランプ」連合の結集を呼び掛けた。