ロシアに「臆するな」=ウクライナ侵攻で―仏大統領 2024年03月05日 22時59分

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は5日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアを念頭に「制止できなくなった強国が日々、脅威を拡大している」と懸念を示し、「臆するのはよくない」と訴えた。訪問先の東欧チェコで語った。
 マクロン氏は先週、ロシアの勝利を阻止するため、ウクライナへの派兵を「排除すべきでない」と主張。ロシアとの直接対決を避けたい米国やドイツが強く反発した。
 今回の発言は「あらゆる必要なことを行う」というマクロン氏の意欲を確認した形。ただ、これに先立つチェコ紙プラーボのインタビューでは「(戦争の)拡大に踏み込むことは拒否する」と述べ、ウクライナに戦闘部隊を派遣する可能性を否定していた。 

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