チャールズ英国王のがん「早期発見」=スナク首相、定例面会継続へ 2024年02月06日 18時58分

チャールズ英国王=2023年9月、パリ(AFP時事)
チャールズ英国王=2023年9月、パリ(AFP時事)

 【ロンドン時事】チャールズ英国王(75)ががんと診断されたことに関し、スナク首相は6日のラジオで「早い段階で発見された」と述べた。王室はがんの種類や進行程度など詳細を公表していないが、早期がんの可能性がある。
 スナク首相はがんの知らせに「衝撃を受け、悲しく思った」ものの、「ありがたいことに早く見つかった」と明かした。国王は元首としての書類上の公務は行っており、国家運営に支障は出ていないとも説明した。首相と国王の週1回の定例面会も継続されるという。
 王室は5日にがんを公表。国王は同日から外来で治療を始めており、対面の公務は延期または他の王族が代役を務める。報道によると、国王は公表前に息子2人を含む家族に自らがんであることを伝えたという。次男ヘンリー王子は6日、国王に会うため居住先の米国から帰国した。 

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