サムスントップに無罪=グループ継承の不正認定せず―韓国地裁 2024年02月05日 18時09分

5日、ソウル中央地裁で無罪判決が出された後、記者団の取材を受ける韓国サムスングループトップの李在鎔サムスン電子会長(EPA時事)
5日、ソウル中央地裁で無罪判決が出された後、記者団の取材を受ける韓国サムスングループトップの李在鎔サムスン電子会長(EPA時事)

 【ソウル時事】韓国の財閥・サムスングループの経営権継承を目的に、系列会社の株価を不正に操作したとして資本市場法違反などの罪に問われた同グループトップの李在鎔サムスン電子会長に対し、ソウル中央地裁は5日、無罪を言い渡した。検察側は懲役5年、罰金5億ウォン(約5600万円)を求刑していた。
 李氏はサムスン電子副会長だった2015年に系列会社であるサムスン物産と第一毛織の合併を行った際、株式を確保し、支配力を強化するために株価操作などを指示したとして、20年9月に在宅起訴された。 

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