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　【ベルリン時事】英紙フィナンシャル・タイムズ（電子版）は３日、ロシアの侵攻を受けるウクライナ支援に要する資金の調達に関し、先進７カ国（Ｇ７）が、対ロシア制裁の一環で凍結中のロシア資産を担保に借り入れを行う案を有力と見なしていると報じた。凍結資産の活用は、今月予定されているＧ７首脳会合の議題になる見込み。
　西側諸国が凍結したロシア中央銀行の資産は３０００億ドル（約４４兆円）規模とされる。報道によると、借り入れ計画はベルギーがＧ７各国に提案。西側諸国がロシア資産を担保に資金を借り入れた上で、ロシアに債務として返済を求め、応じない場合は資産を差し押さえる。