米当局、テスラ車の調査本格化=ハンドル操作に不具合か 2024年02月03日 06時11分

テスラのロゴ
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 【ニューヨーク時事】米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は2日までに、米電気自動車(EV)大手テスラ車のハンドル操作に不具合が起きる恐れがあるとして、本格的な調査を始めたと発表した。約33万5000台が対象で、結果次第でリコール(回収・無償修理)につながる可能性がある。既に約2400件の苦情が報告されているという。
 対象は、2023年型の「モデル3」と「モデルY」。NHTSAは昨年7月から予備調査を行っていた。ハンドルが切れなくなったり、回しづらくなったりする不具合が報告され、関連する故障の影響でこれまでに50台以上がけん引されたことが分かった。交差点での衝突事故1件の原因になった疑いも持たれている。 

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