〔ロンドン外為〕円上昇、143円台後半(3日午前10時) 2025年07月03日 18時20分

 【ロンドン時事】3日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引での米長期金利動向を眺めた円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=143円台後半に上昇した。午前10時現在は143円82~92銭と、前日午後4時(143円98銭~144円08銭)比16銭の円高・ドル安。
 前日の低調な米雇用指標を受けて円が強含んだ海外市場の流れが続いた。ロンドン市場では、米金利動向を意識した動きとなる一方、午後に米雇用統計の発表を控えて持ち高調整の動きも見られ、レンジ内で売り買いが交錯した。
 対ユーロは1ユーロ=169円69~79銭(前日午後4時は169円44~54銭)と、25銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1793~1803ドル(同1.1762~1772ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3659~3669ドル(同1.3588~3598ドル)。

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