米GM、中国事業不振で巨額損失=7500億円超、工場閉鎖も 2024年12月05日 05時38分
【ニューヨーク時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は4日、中国事業の不振を理由に計50億ドル(約7500億円)超の特別損失を計上すると明らかにした。中国同業の上海汽車集団との合弁会社で、工場閉鎖などの再編に伴う減損処理を行う。
合弁会社の7~9月期の販売台数は、前年同期比37%減の約37万2000台。現地競合の台頭でシェアを奪われており、3四半期連続で赤字に陥っている。GMのバーラ最高経営責任者(CEO)は10月、「中国の事業環境は引き続き厳しい」と語り、てこ入れに取り組む考えを示していた。