〔東京株式〕底堅い=内需株が支え(19日後場中盤) 2025年08月19日 13時39分
(13時30分)日経平均株価は底堅い。高値警戒感による利益確定売りが優勢の展開が続いているが、プライム市場の7割近い銘柄が上昇。中小型の内需関連を中心に物色され、日経平均を支えている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比81円03銭安の4万3633円28銭と下落して始まった。新規材料に乏しく、前日終値近辺で小動きとなっている。
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比61円99銭安の4万3652円32銭と小幅安。一時取引時間中の最高値を更新したが、連騰による過熱感からの利益確定売りに押された。300円超下落する場面があったが、値ごろ感からの押し目買いが入り前引けにかけて下げ幅を縮めた。東証株価指数(TOPIX)も1.70ポイント安の3119.26と軟調だった。
39%の銘柄が値下がりし、56%が値上がりした。出来高は10億2455万株、売買代金は2兆7123億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、銀行業、その他製品などが下落。上昇は医薬品、不動産業、輸送用機器など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は上昇。出来高3億1884万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreは下落。
(10時)日経平均株価は午前9時07分に前日比162円11銭高の4万3876円42銭まで上昇した後、下落基調に転じ、値を消す展開となっている。市場関係者は「これまでの連騰による過熱感から利益確定売りが出ている」(大手証券)という。しかし、朝方から堅調な東エレク〈8035〉など値がさ半導体株の一角は値を保っており、相場を下支えしている。
(寄り付き)日経平均株価は前日比132円24銭高の4万3846円55銭と小幅高で始まった。取引時間中の過去最高値を更新。連騰による過熱感から値がさ株の一角が売られているが、前日に比べて為替が円安に振れていることが支えとなり輸出関連株に買いが入っている。