〔東京株式〕500円超安=利食い継続(9日後場中盤) 2025年01月09日 14時10分

 (13時40分)日経平均株価はさらに下げ幅を拡大し、500円超下落している。半導体関連を中心とした値がさ株が指数を押し下げている。
 市場関係者は「基本的に週初に大幅上昇した利食い売りが継続している」(銀行系証券)との見方を示した。日経平均は7日に700円超上昇したが、8日の下落は100円程度にとどまった。「材料難の中で、米政権の対中規制強化報道などを口実に売りに出たのではないか」(同)と指摘した。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は、前日比374円20銭安の3万9606円86銭と前場終値から下げ幅を拡大して始まった。半導体関連株などへの売りが膨らみ指数を押し下げている。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比302円13銭安の3万9678円93銭と下落して終了した。昨年12月の米雇用統計や、本格化する国内流通大手の決算発表などのイベントを控えて積極的な売買が手控えられる中で、持ち高調整の売りが優勢となった。東証株価指数(TOPIX)は、21.30ポイント安の2748.70。
 70%の銘柄が値下がりし、26%が値上がりした。出来高は9億1369万株。売買代金は2兆0966億円。
 業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、海運業、卸売業などが下落。食料品、医薬品、その他製品などが上昇した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は続落。出来高は1億6757万株。
 【グロース】グロースCoreは続伸。グロース250は反落。

 (10時01分)日経平均株価は下げ幅を拡大している。米雇用統計の発表を控えるほか、国内でも流通大手の決算発表が本格化する。前日の米国株式市場が高安まちまちで、東京市場でも方向感に乏しい中「イベントを控え、持ち高調整の売りが出やすい」(大手証券)とみられ、東証プライム市場では7割超の銘柄が値を下げている。

 (寄り付き)午前の日経平均株価は、前日比92円15銭安の3万9888円91銭と小幅安で始まった。10日の米雇用統計を控えた様子見姿勢の中で、やや売りが先行している。

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