任意捜査が原則=尹大統領弁護士、拘束令状に反発―韓国 2025年01月09日 18時36分

9日、ソウルで記者会見する韓国大統領弁護団の尹甲根弁護士(右)と石東※(火ヘンに玄)弁護士
9日、ソウルで記者会見する韓国大統領弁護団の尹甲根弁護士(右)と石東※(火ヘンに玄)弁護士

 【ソウル時事】韓国の尹錫悦大統領弁護団の尹甲根弁護士は9日、ソウルで海外メディア向けに記者会見を開いた。裁判所から尹氏の拘束令状が再び発付されたことについて「法を守護する大統領として不法な捜査や司法手続きを容認することはできない」と反発。関係者を拘束せずに任意で行うのが捜査の原則だと指摘した。
 共に会見した石東※(火ヘンに玄)弁護士も「大統領は逃亡の恐れがない」と強調。尹氏を拘束する必要性はなく、「大統領に手錠を掛ける姿を見せることに政治的目的がある」と捜査当局を批判した。 

海外経済ニュース