〔東京株式〕小動き=様子見強まる(4日後場中盤) 2024年10月04日 14時06分

 (14時01分)日経平均株価は3万8600円近辺で小動き。「米雇用統計発表を控えた週末のため、午後は様子見姿勢になりやすい」(国内証券)といい、後場の日経平均は高値と安値の差が100円未満の狭いレンジ内で推移している。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比133円05銭高の3万8685円11銭と前場終値を下回って始まるなど、上げ一服。休日を前に利益確定売りが出て上値を抑えている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比180円35銭高の3万8732円41銭、東証株価指数(TOPIX)は15.21ポイント高の2698.92と、ともに続伸。内需業種中心に買いが入って相場を支えた。一方、ハイテク株は利食いに押され下落し、指数の上値を抑えた。
 77%の銘柄が値上がりし、20%が値下がりした。出来高は9億1246万株、売買代金は1兆9375億円。
 業種別株価指数(33業種)は鉱業、石油・石炭製品、銀行業、電気・ガス業などが上昇した。下落は海運業、輸送用機器など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高1億6925万株。
 【グロース】グロース250は小幅高。グロースCoreは小幅安。

 (10時04分)日経平均株価は寄り付き直後に100円超上昇したが、値を保てずマイナスに転じるなど、上値が重い。前日に相場をけん引した半導体や電子部品は軟調で、日経平均のマイナス寄与度上位もハイテク株が多い。一方、大手銀行株はそろって上昇しているほか、小売りや食品などの業種も総じて堅調だ。米雇用統計の発表を控えた週末とあって、「新たに持ち高を積み上げる動きは出にくい」(国内証券)ようで、リターン・リバーサル的な動きが中心だ。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比42円67銭高の3万8594円73銭と小幅に上昇して始まった。円安が支えとなり、朝の東京市場は買いがやや優勢だ。

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