〔東京株式〕前日終値挟んで一進一退=半導体関連株が下支え(3日前場中盤) 2025年07月03日 10時16分

 (10時10分)日経平均株価は、前日終値を挟んで一進一退。市場関係者は「前日上昇していた不動産や建設など内需銘柄は下落しているが、値がさの半導体関連株への買いが相場の下支えとなっている」(大手証券)と話していた。米国が関税交渉においてベトナムと合意したが、「対日関税の先行き不透明さは残り、株価の重しになっている」(同)という。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比34円27銭高の3万9796円75銭と小幅に上昇して始まった。半導体関連株の一角に買いが入り指数を支えている一方、利益確定に押される銘柄も見られるなど、売り買い交錯状態だ。

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