〔東京外為〕ドル円、149円台後半=米相互関税発表控えて小動き(2日正午) 2025年04月02日 12時04分

 2日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日本時間3日早朝の米政権による「相互関税」発表を控えて1ドル=149円台後半で小動きとなっている。午前9時以降の値動きは149円80銭前後を軸とした狭いレンジ圏にとどまった。正午現在、149円78~78銭と前日(午後5時、149円62~63銭)比16銭のドル高・円安。
 前日の海外市場では、欧州時間は売りが優勢になり、149円10銭前後に下落した。いったん持ち直したが、米国時間の序盤は弱めの米景況指数や雇用関連指標を受け、149円前後に反落した。中盤以降は米相互関税への楽観的な見方から買い戻され、終盤には149円60銭台に浮上した。東京時間の早朝は149円80銭前後で推移している。
 前日の海外市場は、おおむね下にいってこいとなり、「方向感を欠いた展開」(FX業者)だった。米政権による相互関税の発表を控えて、「トレンドが出なかった」(同)。東京時間に入ってからは「いったん下げた日経平均株価が持ち直したことで若干の買いが入った」(為替ブローカー)とされ、仲値すぎに149円90銭台に浮上する場面が見られた。もっとも、上値を追うには至らず、買い一巡後は「こう着感が強まった」(同)という。
 米相互関税に対しては「ある程度のマイナス影響を織り込んだ可能性はある」(大手邦銀)ものの、「実際の影響は内容次第」(同)との見方が根強い。午後も「相互関税の発表待ちが続くだろう」(同)との声が聞かれた。
 ユーロは午前9時以降、対円で小高い。対ドルは小動き。正午現在、1ユーロ=161円68~70銭(前日午後5時、161円58~61銭)、対ドルでは1.0794~0794ドル(同1.0800~0801ドル)。

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