〔NY金〕反落、3146.00ドル(1日) 2025年04月02日 03時53分
【ニューヨーク時事】1日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、連日の最高値更新の後を受けて持ち高調整の売りが台頭し、反落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は、前日比4.30ドル(0.14%)安の1オンス=3146.00ドル。
朝方にかけては買いが先行。トランプ米大統領が翌2日に予定する「相互関税」計画の発表を前に、安全資産の金が引き続き物色された。また、午前発表の経済指標は、3月の米サプライ管理協会(ISM)の製造業購買担当者景況指数(PMI)、2月の米雇用動態調査(JOLTS)の求人数がともに市場予想から下振れ。年内の米利下げ想定回数を2回から3回に上方修正したとする金融機関の分析も示される中、米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.14%台に低下し、これも強材料となった。
しかし、その後は上げ一服となり、マイナス圏に転落。金相場は今年1~3月期に前期比19.3%高と大幅に値上がりしており、反動でいったん利益を確定する動きが台頭したもよう。ただ、根強い景気先行き不安や地政学的問題、各国中央銀行による旺盛な購入意欲を背景に、金の需要は当面堅調との見方が多く、調整の幅は限定的だった。