家計の資産、平均1307万円=株高で金融資産増―金融広報委 2024年01月26日 16時34分

 日銀や金融団体などで構成する金融広報中央委員会が26日発表した2023年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2人以上の世帯が保有する預貯金や株式などの金融資産の平均額は1307万円だった。株高などを受けて、前年の1291万円からやや増加した。
 内訳は、預貯金が563万円で最も多く、次いで有価証券が427万円、保険が257万円。資産が増えた理由(複数回答)は「株式・債券価格の上昇による評価額の増加」(37.3%)、「配当や金利収入」(33.5%)の割合が高かった。
 調査は昨年6~7月にインターネットで全国5000世帯を対象に行った。 

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