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　【北京時事】中国に拠点を置く日系企業団体の中国日本商会は１７日、中国当局に対し、レアアース（希土類）の輸出審査の迅速化と円滑化を要望した。２０２５年版の白書「中国経済と日本企業」に盛り込んだ。
　中国政府は対米貿易摩擦が激化した４月上旬、自動車部品などの製造に不可欠なレアアース７種類の輸出規制を強化。白書では「（許可が）遅滞するケースが出ている」と指摘し、「申請手続きの円滑化と、許可所要時間の短縮を強く要望する」と明記した。
　北京市内で記者会見した本間哲朗会長（パナソニックホールディングス副社長）は、輸出規制について「真に安全保障にかかるものに限定し、適切に運用してほしい」と訴えた。