〔ロンドン外為〕円下落、142円台後半(3日午前10時) 2025年06月03日 18時29分

 【ロンドン時事】3日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、持ち高調整などの円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=142円台後半に下落した。午前10時現在は142円75~85銭と、前日午後4時(142円62~72銭)比13銭の円安・ドル高。
 円は序盤、米国の高関税政策の不確実性から世界経済に対する先行き懸念が高まる中、リスク回避の円買い・ドル売りが先行。ただ、142円60銭台では上値が重く、米指標を控えた持ち高調整や日銀の早期利上げ観測の後退による円売り・ドル買いが見られ、小幅に押し下げられた。
 対ユーロは1ユーロ=162円90銭~163円00銭(前日午後4時は163円09~19銭)と、19銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1407~1417ドル(同1.1430~1440ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3511~3521ドル(同1.3547~3557ドル)。

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