下院予算委、トランプ減税承認=造反議員が棄権―米 2025年05月19日 16時16分

米連邦議会議事堂=ワシントン、4月28日(AFP時事)
米連邦議会議事堂=ワシントン、4月28日(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院予算委員会は18日夜、トランプ大統領肝煎りの大規模減税を盛り込んだ法案を賛成多数で承認した。16日の採決では、与党共和党の財政規律派の造反で否決されたが、この日は造反議員が棄権に回った。低所得者向け医療支援の適用厳格化などによる一段の歳出削減で合意があったもようだ。
 「トランプ減税」は実現に向け、一歩前進した。ジョンソン下院議長(共和党)は今週末までに法案を下院で採決する考えを明らかにした。
 法案には、第1次トランプ政権下で発効し、今年末に期限を迎える大型所得減税の恒久化や、トランプ氏が昨年の大統領選で主な公約に掲げた飲食店従業員らが受け取るチップの税額控除などが含まれた。 

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