〔決算〕カナデビア、26年3月期業績下振れも=船舶用エンジン不正で―桑原社長 2025年05月13日 16時53分
カナデビアの桑原道社長は13日記者会見し、2026年3月期業績に関し、昨年7月に発覚した船舶用エンジンのデータ改ざん問題の影響により、予想値から下振れる可能性があると明らかにした。桑原氏は「船舶用エンジン事業にはリスクが残る」と述べた。
同社が12日開示した26年3月期連結業績予想は、純利益が前期比27.6%減の160億円、売上高は1.6%増の6200億円、本業のもうけを示す営業利益は0.2%増の270億円。可燃ごみ焼却施設でも運転記録改ざんが判明しており、桑原氏は「自治体からの指名停止が想定される」との見方を示した。