〔ロンドン外為〕円、158円近辺(10日正午) 2025年01月10日 21時36分

 【ロンドン時事】週末10日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀に関する一部報道を受けた上昇の一服後に円が売り戻され、1ドル=158円近辺で推移した。正午現在は157円95銭~158円05銭と、前日午後4時(157円93銭~158円03銭)比02銭の小幅円安・ドル高。
 円は序盤、日銀がインフレ見通しを上方修正するとの一部報道を背景に、円買い・ドル売りが進行した。157円60銭台を付けた後は円の買いが一巡し、売り戻される展開。時間外取引で米長期金利がじり高に推移したことも、下落要因となった。午後には12月の米雇用統計の発表を控えており、市場の注目が集まっている。
 対ユーロは1ユーロ=162円72~82銭(前日午後4時は162円65~75銭)と、07銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0296~0306ドル(同1.0294~0304ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2299~2309ドル(同1.2298~2308ドル)。

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